京都大CiRAと東大の研究チームは、老化細胞が周囲の正常細胞まで老いさせる具体的な仕組みを解明した。
マウスで老化細胞を作り出すと、これらの細胞が特殊なたんぱく質を分泌し、周囲の細胞に受け渡すことで分裂を止めさせ、老化細胞と同様の特徴を持つ状態へと変化させていた。
この影響は臓器全体にも及び、肝臓では本来の領域ごとの遺伝子発現が弱まり、構造や機能が損なわれる可能性が示された。
一方、この老化細胞が出すたんぱく質の産生を抑える薬を投与すると、老化関連遺伝子の発現が低下し、老化の進行が抑えられた。
今回の成果は老化や加齢関連疾患を抑える新たな治療戦略につながる可能性があるとして、英「ネイチャー・エイジング」に掲載された。
老化細胞が周囲を老いさせる仕組み、京都大学などマウスで解明
出典:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF110HK0R10C25A7000000
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