EPAやDHAを食餌に加えると、動脈硬化モデルマウスの大動脈壁でNAD⁺が増加することが判明した。
研究チームは、世界で初めてNAD⁺の組織内イメージングに成功した点が大きな成果となった。
NAD⁺は加齢とともに減少し老化関連疾患に関わる重要因子であり、EPA・DHAは心血管系に良い作用を持つことが知られているが、両者の関係は不明だった。
今回、前処理不要でソフトなイオン化が可能なDESI-IMS(脱離エレクトロスプレーイオン化イメージング質量分析)を用いることで、血管壁内のNAD⁺と代謝物の増加を可視化できた。
これにより、オメガ3脂肪酸が血管老化に与える影響の一端が明らかになり、今後の老化関連疾患研究の発展が期待される。
EPAやDHAの食事摂取によって動脈硬化モデルマウスの血管壁でNAD+が増加することを発見
出典:日本医療研究開発機構
