ライ麦外皮成分「アルキルレゾルシノール」に寿命延長効果 サーチュインを特異的に活性化

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東京工科大学と山梨学院短期大学の共同研究チームは、ライ麦や小麦などの外皮に含まれる「アルキルレゾルシノール」が、老化抑制に関わる酵素サーチュインを特異的に活性化することを発見し、この成果は Scientific Reports に掲載された。

平均寿命が延びても健康寿命が追いつかない現状を背景に、研究チームは長寿食として知られる地中海食に多く含まれる穀物外皮に注目し、成分の作用を解析した。

アルキルレゾルシノールをショウジョウバエに与えると、雌雄ともに平均寿命が約22%延び、人間換算で80歳が100歳になるほどの効果が示された。対照的に、ブドウ由来のレスベラトロールはオスにしか効果がなく、アルキルレゾルシノールの方がより普遍的に作用することが明らかになった。

また、サーチュイン欠損個体では寿命延長が起きないことから、この効果がサーチュイン依存であることも確認された。

さらにアルキルレゾルシノールは基質の構造に依存せずサーチュインを活性化する世界初の成分であり、地中海食の健康効果を裏付ける新たな科学的根拠として学術的にも大きな意義を持つと評価されている。

ライ麦の成分がショウジョウバエの寿命を伸ばすことを発見 −地中海食の有用性を裏付ける成分を世界で初めて特定−

出典:東京工科大学

https://www.teu.ac.jp/press/2017.html?id=98

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