新潟大学と米国・ドイツの国際共同研究チームは、体内に広く存在するタンパク質「DEL-1」が老化細胞だけを選択的に死滅させ、マクロファージによる除去を促す“生体内セノリティック(老化細胞除去)タンパク質”として働くことを世界で初めて明らかにした。
老化細胞は加齢とともに蓄積し、炎症を引き起こして骨粗鬆症などの加齢性疾患の原因となるが、DEL-1は骨髄の間葉系幹細胞の老化を防ぎ、加齢や化学療法に伴う骨の消失を抑制することが示された。
正常細胞を傷つけずに老化細胞のみを排除できる点が特徴で、骨粗鬆症や歯周病の根本治療、さらには全身の抗老化にもつながる可能性がある。
本成果は2026年1月20日に国際誌「Advanced Science」に掲載された。
体に備わったアンチエイジングの守護神DEL-1が骨の若返りを担う-骨粗鬆症や歯周病の根本治療に光
出典:新潟大学
